あらためてタイトル
結局のところ『studio畑の前 仕事展』をタイトルに。ポスターやフライヤーにチームの紹介をしっかりと記入。...という事にしました。いきなり畑の前!畑の前!と言われても、ん?畑がどうしたの?ですもんね。
どういうポスター?
タイトルの次にポスター。どう見られたいか。上品に、コンセプチュアルに...と見せられるような、まとまった理念のあるチームではないので、それは諦めました。
チームで共有している感覚としては、各々が楽しく、前向きに、並列に、自主的に...活動するということかな。組織だったり組織じゃなかったりするような、個人主体の感覚。
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このサイトを見てもらうと分かる通り、あえて伝統や環境をあらわす色味から一歩引いた、青と黄色と赤紫という配色。活発さや未来志向な印象の配色で、まさにドラえもんカラー。明和電機カラー。
畑の前のロゴも、あまり整えずに、サイズや角度を揃えないでそのまま。
この緩さと、バカっぽさ?遊びっぽさ?のデザインを大切にしていきたい。(雑ではない)
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そのちょっと遊びのある配色、ロゴをベースにレイアウトしていく。
これまでの制作のボリュームはかなりあるはず!なので、制作をコラージュして、物量で見せられる一枚にしたい。自己紹介やコンセプトを文章で語るかわりに、画像で活動の幅を出す。
このデカすぎる文字!まさに上記のチームカラーの話にピッタリだなと。
美術展?工芸?マルシェ?なんともとれないし、この俗っぽさも逆にイイ、我々にピッタリ。
この雰囲気をのこしたまま整理していって、パターンを出して...。選んでいきましょ。
展示のカテゴリ分け
全体を
・紹介 ー チームの成り立ちや周囲の環境について
・記録 ー これまでの仕事の紹介。オーダーワークも企画もイベントも並列に“仕事”として掲示
・展示 ー それぞれのメンバーが作品を展示する。新しい企画や立体作品、なんでも可。
と三つに分けてレイアウトする。
“記録”と“展示”は、オーダーワーク・自主制作、これまでの作品・これからの作品、過去・未来、のような対比の構造にならないようにした。これまでの仕事を完結したようにみせたり、サゲたりすることは無いようにしたい。
この“展示”の部分が大事。
それぞれの今後やりたいこと、どう生きるかの指針になるというか...。
自由制作と言われたら、何をしますか?への回答。
自分の“展示”について
これからどう仕事していきたいかを考える。
否定するわけじゃないけど、これだけ空き家があって、さらに増えていく状況の中、
『新築を建てる』って今時期、なかなかリアルに見えない。
タイニーハウスと言えど、オーダーで設計して作り上げれば1000万円は越してくる。
身軽に住居を持つ。という発想にはツラい金額だ。
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自分がどうなりたいか考えた時に、いわゆる建築家!を目指すのかと言われたら違う。
もっと、身近で、いろいろな空間にアプローチできるようなものづくり、建築とのかかわり方を探したい。
安価に、より良い空間をつくる。小さな工夫で。
狛江市の受付カウンターのような制作は『小さな接点から空間に大きく影響を与える方法』だったのかもしれない。
空き家の一室や、一部分の見直しを行い、キャラクターをつける。誰かの思い描いた家にする。
そんな仕事ができないかなぁ。長く同じものを大事に使う。工夫しながら。そんな仕事がしたいなぁ。
住宅に要素をコラージュして新しいものにする。『コラージュ・ハウス』なんて考えはどうかな。
…検索したら同じ名前のリノベーションの住宅が出てきました。一旦おいとこう。
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建築の設計をする、のではなく、これまでの制作の幅が増えて、建築もある。っていう順番。
家具や什器のスケールの延長線上にある建築の制作を行う。
なんだか、結局自分が卒業制作でやっていたようなこと、考えていたようなことに帰ってきたような気がするなぁ。
これをどう展示するか。考えられる、延長線上の家...接続される住居、を何案か考えるような感じか。
家具と建築の境目を探るようなスケッチや模型の展示...そんなものになりそうかな。
アイデア出しをしてみよう!🏠
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