しばらく前からプレイしてて…ついにクリアしました!
※公式サイトで読み取れる情報程度のネタバレを含みつつバイオ8の感想をまとめます!

娘を助けるためにパパがひたすら頑張る話
一言でいうとそれだけ!
主人公のイーサンは特殊部隊でもなんでもない、ただ騒動に巻き込まれた一般人に過ぎません。
プロローグでは娘を誘拐され、自分も気絶。目覚めると見知らぬ村に...。
序盤は状況が飲み込めず弱腰な主人公も、流石バイオ7を生還した精神力だけあって、次第にパワフルに…口調も荒っぽさが大好きでしたね。
クリーチャー・菌を宿した強力な力を持つ感染者に対しても軽口をたたいちゃうっていう。
大抵のビックリ演出も『マジかよ…』で済ませ、高所から叩き落とされても『またやり直しか』と立ち上がります。娘を必ず助けるから、だから自分は死ねない、死なない。殺してみろと言わんばかりの立ち回りに大興奮でした。もはやヒーローものですね。
"ゲームらしい"演出
8にはいわゆる『四天王』的なポジションの強敵がおり、なにやら開幕からモメています。
イーサンのセリフを借りると『お前らの内輪モメなんか知るか』
この四天王がすごくゲーム的というか、漫画的というか。いいバランス感で。バンドやってくれ。
それぞれキャラが違ってチグハグなんですが、それが各面の違った体験と結びついて、変な話すごくデザインを感じます。
グラフィックがリアルになるにつれてバイオのような現実世界の延長線上に舞台があるSF作品では、よりリアルに、リアルに世界を描写するのが正解…というわけではなく、ゲームなんだから、ゲームらしく楽しもうよ。といったチグハグ感を楽しむような演出が敢えて含まれているように感じました。
なんでこの屋敷こんな謎解きばっかりなんだよ!手記がありすぎだろ!この村の住人は筆マメさんしかいないのか!とか言うだけ野暮なんだなぁといった感覚になりましたね。
ファンタジー要素やゲーム的なご都合をにプレイヤーを納得させつつ、ストーリーの描写は丁寧で、久々にこんな感情移入できるゲームをプレイできました。イーサンの顔がずっと見えないのも効いてる気がする。
主人公もしっかりこれまであったことを手帳に纏めます(なんとスケッチ付き)
飽きさせない場面転換のテンポの良さ
オープンワールドというよりは箱庭ゲー。進行ルートの自由度は高くないので、あまり迷うことなくお話が進みます。(ただ、地図上では道があってもフィールドではオブジェクトで通れない…みたいなパターンが多い箇所もあるので、そこはプレイに間が空くとツラいポイントでした。)
複数あるダンジョンもそれぞれ2時間くらい集中すれば突破できるようなサイズです。
プレイするとそれぞれのダンジョンとボスのコンセプトの違いが明確にわかります。
ホラーゲームらしくコワいところは死ぬほど恐い(イーサンも一緒にビビる)し、アクション映画のような激しい演出のシーンもしっかり押さえられています。ところどころバカゲーチックな突っこみどころもあり、ダレることなくクリアできました。
クラウド版について
スイッチのクラウド版8を購入。携帯機でチマチマ進められるのは良いですね。
ただ、クラウド版だと通信速度次第で操作にラグが発生するのがしんどい。
特にエイム中にラグが発生すると対応力が落ちるので、エイムアシストを上手く使うプレイにすることでストレスを減らしました。
武器を構えてから狙うのではなく、視点を敵の頭のあたりにもってってから銃を構えると、アシストでエイムが頭に重なってくれます。コレが無かったらかなりキツかったかも。構えて、バンバン、銃おろして、構えて、バンバン。で何とかなりました。
マーセナリーズや高難易度などのやりこみ要素はやっぱりプレステでやりたいかな!
これはプレステ版もそのうち…
Comments