中間のオーダーワーク
- 裕也 折出
- 7月3日
- 読了時間: 2分

studio畑の前ではCNCルーター・レーザー加工機・3Dプリンターのようなデジタルファブリケーション機器の製作も行っています。図面や文字などの加工データをもとに機械で木材をカット、オーダーにあわせて合板や集成材を使った自由な造形での制作が可能です。
設置する場所や相手にあわせてサイズの変更やデザインの修正が行いやすく、図面を3Dモデル化し制作前に確認したり、制作データの縮尺を下げて模型を作成するなど、進んでいる企画をしっかりと共有しながら進めることができます。


とはいえ"デジファブでの面白い造形"にこだわっているわけではありません。
無垢材を活用したシンプルなデザインや大量生産するプロダクトのデザインであっても、効率化できる部分はデジタル化し、価格に反映させることができます。
大量生産と一点物の間
デジファブとMIXしたものづくりは、デザインデータをもとに同じものを再現することができます。
もちろんそのあと手仕事で仕上げはするのですが。よく工房の見学などの際に使うフレーズなのですが、studio畑の前でのオーダーワークは、職人仕事の一点物と工場での大量生産の中間のような感覚です。
とことんこだわって
↓の写真『のぼこんボード』のぼコンボード販売再開! | のぼコン キッズシリーズ
は、ヒローズアップ!クライミングジム様、ファーイーストブルーイングカンパニー様との共同開発した、ボルダリングのトレーニング器具です。
自分達はクライミングの経験がありませんが、ホールド部分の深さや角度はフィードバックをもとに㎜単位で調節されております。

こういったトレーニング器具は海外の物が多く、輸入すると高価格になりトレーニングのハードルが上がってしまうという状況の中で、もっと間口を広げるためにと製作がスタートしました。
ご依頼の思いをしっかりと実現させることを大事に、こだわって制作いたします。
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