シオジの木を使って豆皿を作りました。白くてキレイですね!
初めてにしてはシャープに出来たかな。
■制作の流れ
乾燥の事を考え3cm~5cm程度の厚さで挽いてある板が工房には沢山あります。
お皿を彫るには好都合。木材の柾目方向に垂直に刃を入れる『フェイスワーク』を行います。
ここから豆皿を大量に作っていくという目論見。いくぞー!!!!
写真不足だったので図で補完。
①
バンドソーなんかでざっくりと丸くカットした材をAmazon | 【STARTER】 チャック ジョー セット V2 木工旋盤 ターニングツール用 4つ爪スクロールチャック | ドリルチャックのフラットプレートを使い固定。中央に5㎝径の丸穴を彫ります。
②
①で彫ったくぼみに内側から圧をかけて固定。裏面を彫刻していきます。
器の高台が③で表面の加工をする際の掴みしろになるので、少なくとも5㎜はくぼみが必要です。
ここがフラットじゃないとガタついて③の加工が難しくなるので注意!
9㎜の径の刃で一時間以上も粗削り。流石にこれではやってられないと15㎜の刃を購入。
横木の彫刻ではボウルガウジ・スクレーパー、必須です。
まとめるとやけにアッサリ。
最初の掴みしろをルーターでポケット加工するとか、時短する方法はいくらかありそうです。
■つくってみたいんだから仕方がない
100円ショップに行ったらいくらでも木の器はありますし、デジファブ仕事している今なぜ改めて...
とはね。全然思われそうなことですし、自分でもそう思うよねと笑っちゃいます。
だからといってハンドメイドが不要になるとは一切思っておらず…。
DIY精神でしょうかね、魅力的な材があって、活用の方法を考えた結果です。
出来るようになったら良いなと思っちゃったんだから仕方がない。
地の物・誰かが作った物っていうのは単に商品としてだけでなく、自分でそこに行った思い出や制作した人の意図が見えたりと、付随する魅力はやはりありますよね。どう作るともっと魅力的になるか、考えながら手を動かしていこう!
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